僅かな自然光がカーテン越しに見える
もう朝か

いつのまにかセミの合唱が小さくなるのを
耳で捉えて、
いつのまにか毛布を出していることに
肌が敏感に応える

なぜに空気は冷たく
なぜに体は熱を帯びるのか

ふわふわとベッドの上で浮いているような
うとうとした気持ちいい  心地いい 幻想が
夢であることを なぜか頭は理解していて
そのまま夢の中に居座ろうと努力している

あともう少しだけ
この夢を見させて
あたしが舞台の上で口滑らかに歌い
踊っているこの夢を。

あたしは舞台の上に花を咲かせていた
おもいきり踊り
おもいきり歌っている
気持ちいい 気持ちいい。

目覚まし時計が
現実を知らせ あたしは目を開ける

なんだか今日は1日いい日になりそうな気がしているんだ
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